採否通知後に演題を取り消すと、各学会でペナルティを受ける可能性があります。

JDDW 2026は「Japan Digestive Disease Week 2026」の略称で、正式名称は第34回日本消化器関連学会週間です 。2026年11月5日(木)〜7日(土)の3日間、神戸コンベンションセンターおよびポートピアホテルを主会場として開催されます 。消化器病学会・消化器内視鏡学会・肝臓学会・消化器外科学会・消化器がん検診学会の5学会が合同で開催する、日本最大規模の消化器領域の学術集会です。
参考)Japan Digestive Disease Week 2…
会期前後にはオンデマンド配信も行われ、教育講演は2026年11月8日(土)正午から12月11日(金)正午にかけてe-learningとして視聴可能です 。参加登録費は20,000円で、演題発表には参加登録の完了が前提となります 。電子抄録アプリ「JDDW」はiPhoneおよびAndroidに対応しており、2026年9月1日から12月末まで利用できます 。
参考)演題応募
JDDW 2026 公式ホームページ(日程・プログラム・演題情報の最新情報)
JDDW 2026の演題応募には、「一般演題のみ」「主題演題のみ」「同時応募(主題で不採用時に一般演題へ回る)」の3種類があります 。これは非常に重要な区分です。
採択された場合の発表業績は、応募時に選んだ学会に帰属します 。主題演題では「同一セッションに同一所属から複数の筆頭演者が応募すること」は禁止されている点に注意が必要です 。消化器外科学会を「発表実績」として応募する場合は、筆頭演者1人につき1演題が上限で、2題以上応募すると全演題が取り消されます。
全応募演題の約8割が倫理審査を要する研究に該当しています 。これは多くの医療従事者が見落としがちな事実です。倫理審査が必要かどうかの判断は、応募画面内のフローチャートとQ&Aで確認できますが、カテゴリー分類(A〜F)によって必要な手続きが異なります。
審査を受けていない研究は応募自体ができません 。倫理的に問題があると判定された場合は不採用となるため、査読委員から異議を受けた演題は各学会のプログラム委員会で検証されます。
JDDW 2026 倫理指針(カテゴリー分類・フローチャート・Q&A)
採否および発表日程の通知は2026年7月中旬にメールで行われます 。7月上旬にはテストメールが送信されるため、未着の場合は事務局への連絡が必要です。
採否通知後に演題を取り消した場合、または発表当日に無断欠席した場合は、各学会でペナルティの対象となります 。これは見逃せない重要事項です。さらに、2026年8月末以降は演題内容の変更・取り消しを一切受け付けないため、応募前の内容確認が不可欠です。
表彰制度の観点からも採否通知のタイミングは重要です。受賞者も同じく7月送信の採否通知メールで発表されるため、優秀演題賞(賞金5万円+記念品)や一般演題会長賞(賞金7万円+宿泊招待)を狙う場合は応募締切の2026年3月24日正午を逃さないことが条件となります 。International Sessionでは当日発表後に受賞者が決定し、国籍・年齢に関係なく賞金5万円が贈られます。
抄録の文字数は演題名・本文・演者名・所属機関名の合算で全角換算900文字が上限です 。図表を登録する場合は上限が600文字に減少し、図表1枚が全角300文字に換算されるため、使用する場合は事前に計算が必要です。
類似演題のリスクは特に注意が必要です。同一または類似と判定された場合は「両演題とも不採用」となります 。査読委員および各学会プログラム委員会での検証・審議を経てJDDW合同プログラム委員会が最終判断を下します。同一内容を複数学会へ応募することは避けてください。
一般演題はすべてデジタルポスター形式での発表となり、紙のポスターは廃止されています 。これは大きな変化です。発表データはPowerPointで作成(16:9推奨)し、2026年9月17日(木)正午から10月8日(木)正午の間に事前登録が必要です。
デジタルポスターには「ポスターモード」(縦3×横5の計15枚表示)と「スライドモード」(1枚ずつ表示)の2種類があり、動画の使用が可能です(最大600MB)。登録できるスライドは15枚で、15枚目は利益相反開示専用です。
この形式の活用戦略として、動画による内視鏡映像や手術映像の組み込みが以前よりも格段に容易になった点は見逃せません。通常の口演では限られた時間内でしか見せられなかった映像を、閲覧者が任意のタイミングで確認できる設計はポスター演題の訴求力を高める機会です。発表当日は発表30分前までに自身の発表ブースへ赴くことが求められています 。
口演発表(主題演題・講演類)では原則としてスライドを英語表記にする必要があり、発表言語は日本語・英語のどちらでも可能です 。International Sessionはスライド・発表ともに英語が必須です。