
建設省は1948年に設置され、戦後復興と国土整備を担う省庁として始まりました。
2001年1月の中央省庁再編で、建設省は運輸省、国土庁、北海道開発庁と統合され、国土交通省になりました。
参考)国土交通省について - 国土交通省
したがって、両者は別名ではなく、時代が異なる行政機関です。
建設省の中心業務は、道路、河川、都市計画、住宅、建築、官庁営繕などでした。
国土交通省はそこから範囲を広げ、国土の総合的な利用、社会資本整備、交通政策、気象業務、海上安全まで所管します。
参考)国土交通省 - Wikipedia
このため、国交省は「建設だけの省庁」ではなく、国土と交通を横断して扱う省庁です。
参考)建設業を支える国の機関 − 国土交通省の役割とは? - 建設…
建設省から国土交通省への移行は、単なる看板替えではありません。
旧4省庁の機能をまとめ、国土の利用、開発、保全を一体で進める体制に改めた点が重要です。
古い白書や法令の資料では「建設省」と書かれていても、当時の制度を示しているだけです。
現行制度の説明では「国土交通省」が使われるため、資料の発行年を見れば切り分けやすくなります。
行政史を読むときは、名称よりも「その時点で誰が何を所管していたか」を確認するのが実務的です。
意外に見落とされやすいのは、建設省が最初から都市整備だけを扱っていたわけではない点です。
初期は災害復旧が中心で、その後に河川、道路、住宅、都市計画へと重点が広がりました。
つまり、建設省の歴史は「復旧の省」から「国土をまとめて整える省」への進化だったといえます。
参考になる白書として、旧建設省から国土交通省への再編方針がまとまっています。
建設白書の再編説明
制度の公式概要を確認するなら、国土交通省の役割説明が分かりやすいです。
国土交通省について
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